映画っていいね 2
私はキェシロフスキの映画は全て好き。
『デカローグ』は深く私の中に住み込んでいる。
そんなキェシロフスキの作り出すパズル合わせ的な要素をこの映画で感じた。
メビウスの輪と称して、エンドレスともとらえられるストーリー。
きっちりと当然のように形を作って終わっていく映画より、こんな不思議な少し不安定な終わり方が個人的に好きなのだ。
かといって『氷の微笑』のように、え、なんなの、犯人は結局誰なの、というのは後味が悪いし、よくある恐怖映画で、犯人が死んだと思いきや立ち上がる、といったつまらない常套法は最悪である。
時間の解体と再構成という言葉でマンチェフスキー(何度も見ないと覚えられない名前、マンチェフスキーね、OK)は語っている。
まさにそれが成功している。